集客の仕組みとは

レゾンデートルが提唱しお届けする中小企業のインバウンドマーケティング

私たちが提唱する中小企業のための「集客の仕組み」とは、以下のような状態です。

  1. この仕組み、システムにしたがって、活動をすれば、営業が集客、アポとりに消耗することなく、問合せが来て、お客様に乞われて営業活動を開始できる状態です。
  2. 集客は営業が担当するのではなく、経営陣が仕組みをつくり、本来の営業活動に専念できる状態です。

アウトライン

四大メディアという言葉をご存じでしょうか?
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4つです。

長く、メディア(媒体)の王様として君臨し、インターネットにおされているとはいえ、中心にいます。
インターネットの登場で何が大きく変わったのか?
それは、金持ち(パワー)が、自分たちの作った絞られた情報(プロダクト・アウト)を、大量の対象(マス)に、無差別・無作為に投下する。
この4つしか、市場にアプローチする手法はなく、そのことに大きな疑問をもたずに過ごしてきた時代を終焉させたことにあります。

その後、地域を選択できるちらし(フライヤー)や、相手にピンポイントで届く、DM、FAXDM、メールDMなどが発生し、中小企業でも比較的容易に市場にアプローチできる時代がきます。
それでも、四大メディアの地位は揺るぎません。
何故なら、身近にはなったものの媒体そのものは専業の業者が提供していたからです。
金をかける限りは、金を生む可能性のある情報を発信したい。
無駄遣いはできないわけです。

ところが、インターネットに関わるメディアは違います。
基本、タダで好き勝手に、個人であっても、情報を発信できるようになったわけです。
一部の権力者の所有物であったメディアを、一個人が有するようになりました。
CGM(Consumer Generated Media)の勃興、一億総媒体保有者、一億総情報発信時代の到来です。
もちろん、全てのインターネットメディアが市場に大きなインパクトをあたえるわけではありません。
著名人、有名ブロガーのBLOGの読者数と云っても、たかが数万人、数十万人。ブログ投稿数、数百程度。
かたや、キーテレビ局の視聴者数、ゆうに数千万人×番組数、コマーシャル数、24時間で膨大なマス相手に情報を発信しています。
しかしながら、全国津々浦々のテレビ局がもつ番組数×視聴者数よりも、日本国内からインターネット経由で発信されている情報数の総計はとっくの昔に遥か彼方に追い越していっています。
例え、その企業のHP(ホームページ)の訪問数が、10人でも、その個人のBLOGの読者数が数千人でも。膨大なHP数、膨大なBLOGの数、投稿される記事の数に、数人から数十万人の数をかけると…。

メディアを量でとらえると、インターネット上で発信され、これを受信する情報の流通量は、四大メディアのそれを圧倒的に上回っている。この事実をしっかりと把握・認識しておくことは、マーケティングを実践する上で、根幹になる認識です。
その上で、それでも、四大メディアの存在意義、利用価値はあります。
最早、ふんぞり返っている王様ではなくなりましたが、当面、有益なメディアの座は守り続けることでしょう。

コストパフォーマンスを考えて、そのキーポイントは2つ。

  1. インターネットメディアとの連携
  2. プロダクト・アウトからマーケット・インへの発想転換

これについては、また、別ページ・コンテンツやBLOG/コラムで情報をご提供してまいります。

このように、いつの間にか我々の生活やビジネスにおいて捨て置けないメディアとして浸入してきたインターネットメディアは、現在、以下のように類別され利用されています。
同じ、インターネット上を流通するメディアであっても、その性格・役割・長所短所をしっかりと理解して利用するべき時代になっています。

トリプルメディア

トリプルメディアという言葉、ご存じでしょうか?

  1. オウンドメディア(Owned Media)
  2. アーンドメディア(Earned Media)
  3. ペイドメディア(Paid Media)

のことをさします。

オウンドメディア アーンドメディア ペイドメディア

1.オウンドメディア(Owned Media)

自社で、所有する(Owned) 媒体(Media) です。

  • HP(ホームページ)
  • BLOG(ブログ)
  • オンラインショップ(ECサイト)
  • オフラインショップ(実店舗)
  • オンラインメディア(メールマガジン)
  • 自社カタログ・冊子・広報誌

などです。
ここでは、HPとBLOGを念頭にご説明します。
ずばり、中小企業における定義は2つです。
①集客できる媒体であること
②訪問者にとって有益な情報を発信していること

2.アーンドメディア(Earned Media)

市場の、信頼・評判をもたらす(Earned) 媒体(Media)です。
口コミを流通させるソーシャルメディアである、SNS がその典型です。
第3者が介在することで所有者の独りよがりを抑制します。

  • Facebook
  • twitter
  • LINE
  • Youtube
  • Instagram
  • Google+
  • TikTok

などです。
ずばり、中小企業における定義は2つです。
①見込み客のリストを兼ねていること
②拡散により市場へのリーチを促すこと

3.ペイドメディア(Paid Media)

市場に有料で(Paid) アプローチする媒体(Media) です。
即効性が高く、短期間に狙ったターゲットに訴求できる。

  • 四大メディア
  • FAXDM
  • メール広告
  • ちらし広告
  • DM広告
  • インターネット広告(SNS系、バナー広告、リスティング広告、リターゲティング広告、等)

などです。
ずばり、中小企業における定義は2つです。
①コンバージョン(問合せ、見積り依頼、アポイント、購買、成約)をえる。
②オウンドメディア、アーンドメディアの存在を知らしめて誘導する。

以上の背景、基礎知識をしっかりと認識した上で、中小企業のためのインバウンドマーケティングを知り、各々の媒体、ソリューションを使いこなすことが成功への近道です。
BLOGを書いたから成功するのではなく、Facebookを開始したから成功したのではありません。

使うべきところで、然るべきものを、正しく使ったので、成功するのです。

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